何も誇れぬ人生の記録

『ぼくは何も誇れないのが誇りだな』沼田真佑、影裏より

2022-11-04から1日間の記事一覧

読むときは広く、書くときは狭く(実践小説教室、根本昌夫)

その場面にあるものだけを、知っているものだけを書く。 とってつけたようなことや、説明は書かない。 場面を深読みする描写はよい。(マンスフィールド) フローベール が喝破したように、小説とは紋切り型との闘い。

4 分別 1 30代の男が清掃の仕事を辞める。 2 SDGs関係のゴミ拾いボランティアを募る。 3 喫茶店に呼び出され、ニュースキンの勧誘を受ける。 4 勧誘を受けたことをもう一人のボランティア仲間に相談すると彼女も信者だったことが判明し、むなしくなる。 3 失…