何も誇れぬ人生の記録

『ぼくは何も誇れないのが誇りだな』沼田真佑、影裏より

はてなだけの話

仕事は言われたことができればいいのだと思う。 そして言われていないことはあまりしない方が良い。少なくとも一般社員のうちは。 一番良くないのは業務用の場で自己開示をしてしまうこと。時々感情に流されてやってしまうが、業務時間はすべてロジックで動…

自由意志の途切れ目には確かに静寂があった。私はその時遠い月の世界からの巡礼から戻り、藁ぶきの茶色い壁が一面に苔むした簡素な邸宅の一室にいた。体には深い疲労があり、何の欲求ももはや感じることができなかった。私の精機は黒くしなびて、もはやイナ…

欲求のさまざま

ある飲み会の席で会社の上司と「残業は悪か善か」という話になった。残業を肯定したい上司に対して周囲はいやいやながらも同調しなければならない雰囲気だったが、僕は断じて嫌だったので気配を消して話を振られないようにしていた。 残業は人から貴重な時間…

反抗は反抗らしくあれ

ずっと僕が創作をする意義について悩んでた。それになんの価値があるのかと。 そもそも価値などない。なぜなら僕の創作物はなんら意義のある主張も含んでいなければ、かと言って既存の理論の明快な解説も出来ておらず、内容浅薄にしてむしろ数学の進歩にとっ…

沼田真佑『影裏』

素晴らしい作品でした。 この硬くて澄んだ描写は一周回って素人くさい感じを出しているのだけど、明らかに何か描かれるべきものを描いている。 それは僕が、十代の頃から感じていて今では忘れ切っていて、得体のしれない憂鬱になって漂うしかなかったような…

ラグランジュの未定乗数法

定理 $\Omega$ を $\mathbb{R}^2$ 上の開領域とする。$f(x,y)$, $g(x,y)$ は $\Omega$ 上の十分滑らかな実数値関数で、$(x_0, y_0) \in \Omega$ において、$g(x_0, y_0)=0$ かつ $\nabla g (x_0, y_0) \neq 0$ とする。この時以下は同値: (1)$f(x,y)$ が…

月曜日

昔書いた微分幾何のノートを今日も復習した。。

日曜日

久しぶりに数学に触れた。それも微分幾何学に触れた。 自分が大学院で学んだ幾何学はそんなに多いものではないのだから、限られた時間でも十分に復習できるはずだ。 復習することで、新たにまたセミナーなどで微分幾何学を学びやすくなるだろう。 テンソルに…

ヒレ吉田

朝 関数解析の本。ぼんやり眺める。 昼とか 回帰的バナッハ空間において、その部分集合が弱点列コンパクトであることと有界であることが同値、をフォロー。 すこし非ケーラーとpluriclosed flow の動画をみる。 夜 関数解析のテキストの半群の部分のステイト…

アイコナール方程式の粘性解

平均曲率流を考えるときの符号の決めか苦手意識がある

ラッピング定理

朝 宮寺関数解析の共役空間のさわりを読みながら通所。ハーンバナッハの復習になった。 ラックスミルグラムもついでに: ja.wikipedia.org 昼 魔が差してAWSの勉強。それでどうなるというのだろう。古典的な男なら、LinuCでよくないか。 夕方 共役空間が可分…

最後の章の有限モデルの考察には、浦川先生の有限要素法のサーベイが役立つだろう。ロッカフェラーの多面体の近接点法の有限性をキャリブレーションについて実装したい。 そういう具体例では、やはり自由に具体例が作れる外積演算が要になるだろう。

堀辰雄

数学を志していただけあって初期の頃は、Aかつ非Aである、だからこそなお一層Aである、というような理屈っぽい文章を書いていた。 それが婚約者との出会いを通して変わっていった。

金曜日

・arxiv, zbmath, youtubeをチェックできた。 ・落合先生のコーン構造とカレントについての論文を少し読めた。

木曜日

・グラスマン代数は観ることも考えることも出来なかった高次元の図形同士の関係を記述可能にした。 ・落合卓四郎の論文の序文を読んだ。非常にいい文章で明晰にレビューを述べている。問題を規定し、何が本質的概念なのかを明らかにしている。

水曜日

サリバンとルースのどううがをmた。 学校で積分の復習ができた。

火曜日

・デュドネのthe tragedy of grassmannの最後の部分を読み直せた。グラスマンの夢はグラスマン多様体とその元同士の関係を代数多様体とその部分多様体として表すことだった。これは拡張した内部積という双対性を活用することで実現できる。 ・外でルベーグ積…

自分の中の卑しい気持ちを刺し殺したい

自分で卑しい心むき出しの振る舞いをしてしまい、一生消えない傷を不意につけてしまった。 「人を見下す気持ち」は数ある人間の悪感情の中でも、最も消えにくいものだとされています。 怒りや、嫉妬心といった誰がみても「嫌だな」と思える悪感情を克服して…

月曜日

・3日間ずっと数学に触れられていなくてまずい。いまwebの勉強をしているのも数学とは何か、という問いに答えるためのヒントとして学んでいるのだから。グラスマンは色々学んだけれども結局全てを彼のグラスマン代数に生かした。

日曜日

・フランクモーガンの美しい論文を一瞬眺めた。

土曜日

・今日は全く数学を進められなかった。少しユーチューブを眺めてグラスマンの論文集を眺めた。 ・KL情報量についてL2上で下半連続か気になったが非負関数の積分なので大丈夫そうだ。

金曜日

・朝、ルベーグ積分の復習をすすめられた。 ・休み時間にグラスマン代数に触れられた。 ・家でゴロゴロしながら論文レビューを眺められた。 グラスマン代数とPHP PHP -> Laravel -> Webサービスの世界 Grassmann代数->微分幾何やその他の代数->幾何学の世界 …

水曜日

・グラスマン代数についてのパラグラフがかけた。なんで書けたのかというと、作られたもののクオリティよりも考えを紡ぐことを優先するように意識を変えたから。 ・数学は何もかもが難しい。しかし、何かシンプルなことが一個でも分かるととても嬉しい。

火曜日

・眠くなるくらいに深く問題を考えられた。問題は単関数から高貴な図形へ収束する最適化アルゴリズムをグラスマン代数の基本的な量から構成し、その基本的な性質を記述することだった。極端な2つの収束先として零セクションと束がある。初期条件のどんな差が…

月曜日

・KL情報量の微分を計算できた。他の閉サイクルとの内積の単調性をみるためにラグランジュの未定乗数法を強引に当てはめてみよう。

日曜日

・zbmathをたくさん眺めた。長くて難しい論文ばかりで圧倒される。偏微分方程式と関数解析の2つのアプローチがあるが、関数解析のほうに惹かれる。 ・グラスマン多様体は代数多様体なりを一応フォローした。 ・最適化アルゴリズムの研究成果のまとめ方は目的…

土曜日

・the tragedy of Grassmann を読んだ。デュドネによるグラスマンと彼の代数についてのサーベイ。これを読んでグラスマン代数に対する自分の理解に自信が持てた。

金曜日

・wassersteinでrelative entropyの勾配流を扱う内容を発表した動画をみた。 ・電車などLpエナジーなどの計算練習。arxiv, youtubeをチェックできた。

火曜水曜

・やはり志向性をもって学ぶことが大 事。ロッカフェラーと凸すい最適化を眺めて、我々の問題では何が言えるか透視する。 ・数学関係のポートフォリオを整理できた。 ・BV関数のスライドを読み進められた。

月曜日

・シンプルな考え。ウォレンさんの数学研究の始まりは実に見事だった。モンジュアンペール方程式を凸関数の場合にみると、それは極大グラフ多様体になっているのだった。この一つの発想をさまざまな観点から見直して、モンジュアンペール方程式の古典的考察…