何も誇れぬ人生の記録

『ぼくは何も誇れないのが誇りだな』沼田真佑、影裏より

2023-01-22から1日間の記事一覧

日曜日: ・アガサクリスティーの「春にして君を離れ」(p. 192)のロドニーのセリフに心を打たれる。自分の着きたい仕事に就いていない男は男であって男でない。 ・今までくすぶっていた問題の鍵は安定性と拡散をはっきりと言葉にすること。

アガサクリスティー, 春にして君を離れ, 1944

書き出し: ジョーン・スカダモアは目を細めて、鉄道宿泊所の食堂の薄暗がりをすかすようにした。いささか近視の気味だった。 「あれはたしかーーでもまさか、そんなはずはーーいえ、やっぱりそうだわ、ブランチ・ハガードに違いないわ」 何て奇妙なーーとこ…

土曜日: -問題はシンプルに煮詰まってきている。だからこそトリビアルにも見えて絶望する。焦点はコーンを動かしたときの安定性だろう。サリバンの論文では安定性の主張はどうなっているか。