何も誇れぬ人生の記録

『ぼくは何も誇れないのが誇りだな』沼田真佑、影裏より

火曜日:

・サリバンのアーベルレクチャー。有限スケールからの近似と計算可能性を意識していることがわかる。ほしい無限スケールに収束する有限モデルを見つけよ。背後にはポアンカレ双対や交点数のイメージが常にある。

彼が言ったという、証明はいい、それよりもアイデアはなんだという言葉を心に留めておく。

数学セミナーヒルベルト空間と量子力学の解説を読む。それと関連してかギンズブルグーランダウ方程式が気になる。

我々の問題の場合、(サイクルからのズレ)+(単純ベクトルからのズレ)から出るが、凸性が壊れる。

そしてやはり一番シンプルな安定性の問題に戻る。反復の極限の安定性を言うには高橋のアルゴリズムまで必要かもしれない。

こういう心境になったのは数理科学の中村周先生の記事を読んで。