何も誇れぬ人生の記録

『ぼくは何も誇れないのが誇りだな』沼田真佑、影裏より

水曜日:

・朝、高村先生の関数解析入門の最初。関数解析のテキストを迷っている。そもそもの目的は論文の議論をきっちり遂行する体力を養うこととその維持だ。やはり、文庫本も単行本も持っている宮寺本がいいのではないか。結局、関数解析の理論とはバナッハ空間が中心でここから広げて行くものなのだろう。

・バス等でカリブレーション関係の文献のタイトルを眺めた。verbitskyさんの論文はやはりうまい。絶妙な構造のあるところを開拓しているからネタが尽きないのだ。

・proximal algorithmの記号と設定を再確認した。やはり自明ではと不安だが、対象を正確に設定しないと始まらない。解析しようがない。HLが示した剛性から、収束先はそこに縮退するはずでこの現象派不思議だ。僕は自明というが、収束する様子を想像できない。交点数がヒント。一方で、コーンの摂動は難しそうだ。