何も誇れぬ人生の記録

『ぼくは何も誇れないのが誇りだな』沼田真佑、影裏より

2022-10-04から1日間の記事一覧

出来事の文学と表象の文学

前者はアメリカ文学に多い。例、オースター、ヴォネガット、ブコウスキー、チャンドラー。 後者はフランス文学に多い?例、フローベール。 この世界で人間が体験するものは、出来事と表象でどちらも対等だと思う。しかし自分が好きなのは表象かな。表象を描…

ボヴァリー夫人と現象学

ボヴァリー夫人がどんどん面白くなってきた。 この作品中の表象の記述とフッサールの現象学を比較するエッセイを描きたいな。 フッサールの現象学の理念も良くまとまっていて面白そうだ。 小倉先生の文学と認識論、フローベールと歴史のエクリチュールも面白…