何も誇れぬ人生の記録

『ぼくは何も誇れないのが誇りだな』沼田真佑、影裏より

2022-11-17から1日間の記事一覧

言語・真理・論理 第二章

哲学の機能 哲学の仕事とは陳述の明晰化と分析のみである。ここでの分析とは陳述の言語学的な意味の観察であり、特に定義の問題の分析である。ゆえに哲学は経験科学一般とは競合しない。議論においては定義についての命題を事実的命題と取り違えないよう注意…

島口大樹 鳥がぼくらは祈り、(はじめ)あえて後から壊したような文体。ぼく、高島、あと二人の四人の物語。家族で僕の2歳の映像を観る場面から始まる。ビデオの中の今と語られているシーンの今とかたっている今のあえての混濁がある。この混濁は時間や文体だ…