優しさにあふれた世界が望ましい。
しかし本当にそうなのか。
優しさとはなにか。
僕は優しさときいて中世の暗黒時代やいわゆるアットホームな職場を思い浮かべる。
根拠の否定と感情の優遇は時に理不尽や強制や迫害を生むだろう。
例えば白状すると、僕は占いというものがとても怖い。
姓名判断でも総画34の僕は大凶で未来は転落と出た。
なにが怖いって根拠がないのだ。これはなんの根拠もなく僕の未来のすべてを否定する言葉だ。
いったいこれほどの理不尽な暴力があるだろうか。
さらにネットの誹謗中傷をみてほしい。その全てが事実ではなく感情と根拠なき憶測だ。
感情で誰かの行動を制限しようとすること、感情で自分の行動を諦めること、これらも立派な暴力と言える。
あらゆる言明の事実と感情に意識的になろう。それは自分の身を守ることにつながるだろう。